ビオトープ
Bio(生き物)とTop(場所)のドイツ語の合成語で、「生き物の生息空間」を意味しています。その地域で生育生息が確認されていた動物や植物が棲むことが出来る空間を整備します。
ビオトープとは?
野生生物の相互関係によって成立する生態系が存在する場所、野生生物の生息場所のことです。その領域、その土地本来の植生やそれに付随する野生生物を呼び戻すために、壊れた場所を修繕し回復させることです。
ビオトープは完全に野生生物の利益のみを想定しています。
ビオガーデン
できるだけ野生生物にとって好ましい自然的な要素を含ませて工夫し、より健全な生態系の成立を目指すビオトープ的な公園、ビオトープ的な庭園をビオガーデンと呼んでいます。
ビオガーデンで何ができるのか?
ビオガーデンで一体何ができるのでしょうか?散歩もよし、じっと草花を眺めるのもよし、鳥のさえずりに耳を傾けながらページをめくるのもよし。そんな憩いの場としての利用に加えてビオガーデンに様々な工夫、施設を組み入れれば、自然教育にも役立てることができます。
屋上緑化
屋上緑化は、交流の場やガーデニングを楽しむ場など様々な利用を可能にします。
また、近年よく耳にするヒートアイランド現象の緩和にも効果があります。
屋上緑化の効果とは?
屋内の気温上昇の抑制効果、建物等の劣化防止効果、生物の多様性を生み出す効果、ヒートアイランド現象の緩和効果など様々な効果が挙げられます。
造園
トンボやチョウ、小鳥。ちょっとした工夫でやってきます。クワガタ・カブトムシもやってくるかもしれません。春は草花、夏は涼しげな水辺、秋は虫の音を楽しみましょう。
小さな生き物たちと共生する庭です。
地域の生き物を知る
もともと人と身近にくらしてきた野草や昆虫、野鳥などの生き物たち。どんなものがいるのだろう。外国から来た生物もいます。トンボやチョウ、カエルなどの生長が間近で見られます。鳥の巣箱を備えるのもよいでしょう。